標津遺跡群の中心である伊茶仁カリカリウス遺跡にて、アイヌ文化の伝統儀式カムイノミ・イチャルパが、(財)北海道アイヌ協会標津支部主催により行われました。7000年前からの住居跡群が残るカリカリウス遺跡の中に、コタン(村)のヌササン(祭壇)と炉が設けられ、厳かな雰囲気の中で進行した儀式は、標津のアイヌ民族の新たな歴史の始まりを予感させるものでした。
本日設けられたヌササンは、そのまま会場に残され、今後標津の人々により永く守られ続けることになります。見学をご希望の方は、ポー川史跡自然公園遺跡の森まで足をお運びください!